はじめての方
ものづくりセンターの設備・機材の利用には、下記の方法があります。
- 自分で利用・加工したい(施設利用):
安全講習の受講が必要です。修了すると加工講習の受講、設備・機材の利用および技術相談が可能になります。 - 相談したい(技術相談):
安全講習の受講が必要です。作りたいもの・技術的なことについて、経験豊かな指導員が素材の選定、図面の指導、加工方法の提案など、技術的なサポートをします。 - 加工をお願いしたい(加工委託):
研究活動にて必要な装置、治具類の加工委託の相談も行っています。
ものづくりセンターの基本方針は、自己加工となりますが加工の難易度などを勘案し受託しています。
センターでは、設備機材を使用した加工サンプルを展示しています。
※現在、学内のみのサービスとなっております。
将来的に学外の方もご利用いただけるよう計画しております。
利用講習
利用講習の受講から、設備・機材の利用まで
- ものづくりセンターの利用には、利用する機器やサービスにあわせて講習の受講が必要です。
講習は、UNIPAから申し込めます。
「学生生活全般に関するお知らせ」に情報が表示されます。
※教職員の受講希望者は、メールにてお問い合わせください。 - 利用する機器によっては、作業着・安全靴の用意をする必要があります。
※センターでの貸出は行っておりません。 - 設備機材の利用は、事前予約が優先となります。
設備が空いている場合は、センター受付にて予約無しで利用を申し込みすることも可能です。
※予約状況の確認はこちら。
※利用予約は、オンラインにて受付しています。 - 使用する消耗品や材料は実費です。
・用意するもの
- 作業着
上下セパレートタイプのもの。※つなぎタイプは禁止。
綿100% または、難燃素材のもの。※ポリエステル100%は禁止。 - 安全靴
JIS規格:普通作業用(S種)
JSAA規格:プロテクティブスニーカー(A種)
1、安全講習(オンライン / 座学)
ものづくりセンターの機材・設備・技術相談を利用するために、初めに受講します。
安全衛生の基本・作業の進め方等、リスクアセスメント(w-sdsなど)を学習します。
修了後は、
【千住】2F:電気・組立スペース / 1F:レーザー加工機(低出力)
【鳩山】1F:3Dプリンタ等
【千住/鳩山】技術相談
が可能となります。
- 講習時間: 1時間55分(オンライン見学会を含む)
- 講習形態: Zoomを利用したオンライン講習
- 受講定員: 100名
- 対 象: 本学所属の全学部生、大学院生および教職員
2、加工講習
安全講習の受講・修了の後、受講できます。
加工講習を修了すると、受講内容に応じた機材・スペースの利用が可能になります。
加工講習(木工・入門)
修了すると、【千住】2F:木工スペースの利用が可能になります。
木工機械(パネルソー、糸鋸、丸鋸等)の操作学習
※実際の機器に触れながらの講習会のため、少人数での実施となります。
- 講習時間: 1時間30分
- 講習形態: 対面
- 受講定員: 6名
- 対 象: 安全講習修了者
加工講習(金属加工・入門)
修了すると、【千住】1F:金属加工スペース等の利用および加工委託が可能になります。
金属加工スペースの機器(旋盤、フライス盤)の操作学習
※実際の機器に触れながらの講習会のため、少人数での実施となります。
- 講習時間: 3時間30分
- 講習形態: 対面
- 受講定員: 4名
- 対 象: 安全講習修了者
3、体験会
金属3Dプリンタ造形体験会
Sodick社の主催する、金属3Dプリンタでオリジナルのハンコを造形する体験会です。
※東京電機大学 学生/教職員限定の体験会となります。
Sodickスペースの機器(精密金属3Dプリンタ)の造形体験
※CAD(SlidWorks)および金属3Dプリンタ(OPM250L)に触れながらの体験会のため、少人数での実施となります。
- 講習時間: 3時間
- 講習形態: 対面
- 受講定員: 4名
- 対 象: 安全講習修了者
技術相談
経験豊かな指導員が「ものづくり」をバックアップします。
趣味、研究活動にかかわらず、こんなものを作りたいに対する技術的な相談を行っています。
対面の技術相談および、Zoomによるオンライン技術相談が選択できます。
- 所属キャンパスに関係なく、理工学部・理工学研究科所属の学生もサービスの利用ができます。
- 対面技術相談は、新型コロナ感染拡大防止の対策を充分にとって実施しています。
申し込み方法
技術相談・申し込みフォームからお申し込みください。
- 場所:対面/オンライン
- 条件:安全講習修了者
加工委託
研究活動をすすめる上で、学生自身が行うには難しい加工や、最先端の工作機械を使用した加工を委託することができます。
機械系の学科でなくとも、ちょっとした実験用治具を製作したいなど、まずは技術相談を申し込んでみて下さい。
- 条件:委託内容にあわせた個別の加工講習修了者のみ
研究を目的として加工委託を行う際には、指導教員からの要望書を提出する必要があります。
下記テンプレートに必要事項を記入し、指導教員からものづくりセンターに提出してください。
- 要望書テンプレート(Word形式)
- 加工委託の納期は、技術員の配置時間(センター開館時間内)での作業が基本となります。
- 依頼内容、依頼状況(混み具合)、体制等により、希望する納期に間に合わない場合があります。加工委託の相談は、なるべく早めにご相談ください。
- 相談時に必ず納期を確認の上、依頼するようにして下さい。
- 技術相談、施設利用時の指導等が優先されるので、納期がずれ込む可能性があります。
各種申請について
研究員の利用、出張講義、授業での利用、多目的スペースの申請などは各種申請をご覧ください。
利用・その他
利用時の注意
施設を利用するにあたって、守るべき事項を運営要領から抜粋・要約しました。
- 許可された利⽤⽬的・内容以外に利⽤しないこと。
- 利⽤時間を厳守すること。
- 「安全の⼿引き」に従って、安全に細⼼の注意を払って利⽤すること。
- 設備、備品等を破損させた場合は、運営スタッフに報告すること。
- 利⽤後は、清掃および整理整頓すること。
- 運営スタッフの指示に従うこと。
- 遅刻および⽋席をする場合は、必ず事前に連絡をすること。
- 作業服、防護具等をきちんと着用すること。
- センター内で飲食しないこと。
これらが守られない場合は、利用の取消および一定期間の利用停止等を課す場合があります。
詳細は、運営要領を熟読し利用するようにしてください。
軍事・武器・兵器に転用可能なもの、各種法令に違反する部品の加工・相談、商用利用については、原則としてお断りしております。
謝辞記載のお願い
本センターを利用した研究等で研究成果を論文投稿や学会発表等をする際には、差し支えのない範囲で謝辞欄に記載いただければ幸いです。
謝辞欄への記載例を以下に示します。
和文: 本研究遂行にあたり,東京電機大学ものづくりセンターの技術協力を受けた.
英文: This work was technically supported by the TDU Creation and Design Center.
取り扱い消耗品・一覧
基本的な工具類はセンターにて用意しています。
設備・機材にて常設されている消耗品(工具類)は、各設備機材のページに記載してあります。
その他の消耗品に属する工具、部材は利用者にて準備していただく必要があります。
例)
- 紙やすり
- ネジ、釘等の締結部材
- 加工に必要な素材、治具を製作するための素材
- 超小型マシニングセンタ / 3Dモデリングマシン / 木工CNCルーターにて使用する、ドリル / エンドミル等の工具類